分子栄養学とは血液検査の数値を使って
体の中の状態(健康レベル)を読み取ります
血液検査というと
日本では一般的に健康診断で行われ
病気か病気じゃないかの判断に使われていると思いますが
これとは別👆
栄養療法独自の解釈によって
生化学的なメカニズムと栄養
2つの視点から
健康状態を読み取ります
エネルギーになるもの
3大栄養素👆
なぜ3大なのか?
従属栄養生物である私達人間は
食べることで栄養をとりいれて
素の栄養を化学変化(代謝)させて
エネルギーを作ります
食べないとパワーがでない!と言うのは
エネルギーが作り出せなくなるからですねっ✊
そして
ビタミンやミネラル
体にとって必要なものは色々ありますが
3大栄養素は別格
これが無いとエネルギーが作れません
そして、3大栄養素とは
タンパク質・脂質・糖質
この3つを指しますよ✋
3つの数値を確認
3大栄養素からエネルギーが作られるので
タンパク質・脂質・糖質の状態が確認できる数値を紹介します
血糖値
3大栄養素のうちで
素早く簡単にしかもクリーンに
エネルギーになる糖質
血液検査項目の中でも
糖質に関しての数値は他にもありますが、
取り合えずこの『血糖(グルコース)』は
確認してみましょう
通常であれば80-90の間で収まってるはず
また、どちらかと言うと高いと問題になりますが
低いとスルーされることが多い
血液検査で見る血糖値はあくまで平均なので
一番問題とされる
食後高血糖から低血糖
血糖値の急上昇と急降下等
”乱高下”までの数値は確認出来ないのですが
この平均さえも低すぎると
ほぼ毎日が『低血糖=エネルギー不足』ということになりますよねっ
まれではありますが、
こんな方もいらっしゃいますので気を付けて
中性脂肪
中性脂肪も高いとチェックが入りますが
低いのはスルーされることが多い
なぜか?
これは病気じゃないから
高いと肝機能や動脈疾患に繋がる状態を
引き起こしますが
低いことで具体的な病名が付く症状を
引き起こすことは少ないとされていて
どちらかと
慢性疲労・不定愁訴・自律神経の乱れ等という
じみ~なQOLの低下
でもこれぞ放っておくと
原因の見えない、からこそ、出口の見えない
闇に落ちていく
血糖値が思いっきり低い方はまれでしたが
中性脂肪が低い方は多い
100前後あるとベスト
しかし
50、60代はざらで中にはこんな方もいらっしゃいます
確かにこちらの方は昼夜問わず
ミーティングでは直ぐに居眠り
最近はズームミーティングが多いので
逆にさぼってると見られて注意を受けちゃうという事もあり
体の動きを止めると
必然的にエネルギーが切れちゃう
居眠りと言うより
寝落ちもしくは、気絶しちゃってる状態
総蛋白
生命を維持するのに
めちゃくちゃ大切なタンパク質
ここからエネルギーを作ることも出来ますが
なるべくなら使いたくない✋
何故なら
タンパク質にはもっと重要な役割が沢山あって
タンパク質をエネルギーにするとは
正当なルートでつくれなかった時の
バックアップシステムという位が望ましい
が、やはりここもチェックが必要
また、もし低いとなると
エネルギーだけの問題に留まらず
全ての機能が落ちてるという判断も
過言ではない
実際一般的には
老人はタンパク数値低いです
なので、もしアンチエイジングに
力をいれている方で
この数値が低いとなると
化粧品でどうにかするというより
栄養・食事改善を優先することを提案します
基準値は7.5
流石に6前半は見たことないけど
6.8 逆にひっくり返って8.5という方もいてて
この数値には私もびっくり👐
数値がひっくり返る理由は
血液が濃縮されてしまっているため
数値は高いけど、
ありえない位低たんぱくということ
だから、もしこういう方がその他2つの
糖質・脂質を上手にエネルギーとして
使う事が出来なかったら
なけなしのタンパク質を切り崩して
生命を維持してるということ
しかし、こんな低タンパク質の方が
その他2つを上手に使えてる訳が無く💦
毎日の無事を祈るしかない👏
まとめ
『私は元気!』という感覚ではなく
血液検査から自分のエネルギーを確認することも出来ます
ざっくりな確認方法ですし
出ている数値がそのものとは言い切れず
見方に注意が必要ですが
知ってても損はないはず✊