睡眠不足と便秘の関係

最近、睡眠不足が体に与える悪影響について、単純に頭が働かない・効率が落ちる、昔から言われている肌にも良くない等など、それ以外にも色々な分野で伝えられていることと思いますが、皆様、夜はぐっすり寝られてますか?

私は子供達と一緒に寝ていることもあり、今日は夜中に寝言で叫ぶ長女と、どんな夢をみていたのか隣で寝ていた長男にいきなり蹴っ飛ばされるという最悪の睡眠6時間でありました💦

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腸の運動『蠕動運動』とは

う◎ち製造機である大腸はどうやってう◎ちを製造してるかご存じですか?
例えば、腸管の壁にある血管へ水分等を吸収させて固くしたり、腸壁から便を滑らかにするための粘液をだしたり、腸内細菌が活躍したりという代謝的な働きとは別に、腸が動くという活動によってう◎ちの出口、いやう◎ちの行きつくところ最終ゴールである肛門へせっせと運んでいます。
そして、この運動こそ『蠕動運動』とよばれ、便秘と深い関わりをもっているのです。

お腹が鳴るのは良いこと?

蠕動運動中は腸はどのような動きをしているかというと、イメージしゃくとり虫みたいなイメージ。伸びて縮んで、伸びて縮んでを繰り返してゴールである肛門をめざして、中にあるものを絞り出すように先へ先へと運びます。
食べたらお腹がぐーとかきゅるきゅるとかなるのはしっかりお腹が動いてる証拠。人前だとちょっと恥ずかしいお腹の音ですが、食べたものをしっかり処理してくれてる腸内をお掃除してくれているんです。

朝食を抜くと蠕動運動は低下する?!

基本的には食事をしたら腸が動くという神経反射があるので、何時であっても食事をしたら動くという仕組みになっています。
なので、健康な人であれば朝起きて朝食を食べた後に、もよおすというのは通常な反応の結果。
また、食べて神経反射が起こることによって蠕動運動ものですが1日の内で一番大きく起こるのが朝であると言われています。
そう考えると便秘の人が朝食を抜くということはちょっとしたリスクですねっ。

『大』がつく蠕動運動もある!

反射神経なのでいつでも起こる、そして朝が一番活発といわれる蠕動運動ですが、実は蠕動運動の最大級と呼ばれる『大蠕動運動』というものがあります!
『大』とつくだけあってそりゃもう半端ない動き✋ 字面ではちょっと表現しにくいですが寝ている時の子供のお腹の動きをみていると”ワオー、これか!”と納得したのを覚えています。
お子さんがいらっしゃる方は一度見てみてください。ただし小学校低学年位のおこちゃまの方がいいかなぁ。
最近の子供達は私達の時代の子供とは違うようで、子供社会も複雑かつ繊細で、健全にお外で遊んでいる子も少なく、ブルーライトにがっつり侵されてしまってることも少なくない、実は大人並みのストレスがある子もいるようですね。
で、この大蠕動運動がいつ起こるかというと”寝ている子の~”と書いたのでわかった方もいると思いますが、睡眠中がメインとなります。

制御不能な自律神経

自律神経って厄介ですねっ💦 
自分の中で動く神経なのに運動神経とは違い自分の意志、意識ではコントロール出来ない。
また、もっとややこしいのは自律神経の中でも昼間活動してる時に活発になる「交感神経」と夜間やリラックスしてるときに活発になる「副交感神経」とあり、この2つのバランスが崩れてもだめ。
だから、自らの力では何とも出来ない自律神経のバランスが崩れると、感情、心のバランスももちろん、体調、内臓の動き・働きもコントロールしちゃうって💦
『自律神経こわっ🔥』です

睡眠中は副交感神経がON

先日子供からの質問『ままは何をしてる時が一番気持ちいい?』これどんなシチュエーションで聞かれたか忘れてしまったけど、速攻『寝ている時』と答えていましたねっ。
日中は仕事や子育てで気をぬく、気が抜ける時間がほぼない。だからこそ寝てるとき👆
通常寝ている時は副交感神経が優位、だからこそ寝られる。イライラしてるときに目をつむったところで寝られない!これ交感神経が優位な証拠。また、めちゃくちゃ眠いのになんか寝られない、これは何かの要因で副交感神経のスイッチが切り替えられていない状態。

睡眠極上のサインは?

子供って朝一起きてう◎ち

この記事を書いた人

分子栄養学を勉強してます。

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