妊活スタート・妊娠時まず気にする『葉酸』について
サプリで補強するのは良いけど、
まず質・量・自分の体の状態はどうなっているのか?
ここ👆とっても大事です!
という内容でお伝えしていました
葉酸についての過去のブログはこちらをご参照下さい。
今回は体の通知表である血液検査をみて、自分の葉酸が足りているのか?推測してみましょう!
健康診断の結果活用してますか?
体の通知表である『血液検査』
何か体調不良を大きく感じている
体調が悪く病院へいっても『どうもないですよ!』と言われたが
やっぱりどうも調子が悪い、等
確実に不調を感じている方や
少し先を急いでいる
病院での治療で結果が出ないという妊活さんへは
『生化学検査』という
通常の健康診断よりも項目の多い
血液検査をお勧めしています。
が、実は社会保険適用の会社にお勤めであれば
毎年行う『健康診断』の結果に出てくる数値でも
ある程度までは、確認出来なくはない。
実は検査結果の数値は、病気か病気じゃないか?というジャッジだけでなく美肌へ通じる数値を読むことも出来るのでポイ捨て、しまい忘れはもったいないですよ。
具体的な葉酸不足の数値とは
残念ながら健康診断での検査項目にはない
そして、私がお勧めしている『生化学検査』の項目にも葉酸の数値というのはありません。
ではどうする?どこをみて判断する?というと葉酸が関わる数値を見て推測していきますよ✋
以前上げていた葉酸のブログの内容にもありますが、葉酸はビタミンB12と連携して赤血球を作ります。
よって、B12不足でも葉酸不足でもどちらの場合も赤血球の質、大きさ、量に問題が出てきます。
まずは健康診断の項目にもある
赤血球数・血色素量このあたりの数値を確認
大体の目安、基準値は以下
赤血球数(RBC):450
血色素量(ヘモグロビン):有経女性13 / 閉経女性15
ここが足りてないようであれば造血に問題あり!って言う事は、連携して働く葉酸も不足してると疑われます。
また、こちらも健康診断の項目にある
肝機能数値、AST/ALT を確認
AST、ALSとも大体20を目安
こちらもASTとALTの開きの差が5以上であると、こちらはビタミンB6の不足を疑うのですが、ビタミンBはビタミンB群として働くため、関節的にはなりますが、B群の仲間である葉酸不足を疑いますねっ✊
と言うように体の中で使われる栄養は単独で成り立つ、働くものではありませんので、そのものずばりの数値が出なくても大体をみてあたりをつけていきます。
(項目に限りがあるからほんとにざっくりなあたりになりますが)
食歴からも予測できますよ
やっぱりなんといっても甘党スイーツ女子や
パスタ・麺・パン炭水化物女子は葉酸不足を疑うべし。
その心は🌟
糖質の代謝にはビタミンBが必要となります。
特にB1、B2、B6ですねっ
スイーツでも炭水化物でも代謝につかわれる酵素は一緒でB群なんです
ということは、その分相当Bを摂取するか
相当素晴らしい腸内環境をもっているかじゃないと確実にBは不足します。
しかも、甘党ちゃんの腸内環境が素晴らし良いわけは絶対に無いため💦
B不足確定!ということでこちらも間接的に葉酸不足ありという判断です。
また、もう1つ甘党ちゃんは確実に鉄不足を疑います。
何故なら赤血球が足らない、もしくはしょぼいかで酸素も栄養も運べずエネルギーが作れない。
だから、糖質で速攻でつくるエネルギーに頼って生きてる。。。
鉄不足決定! ということはもしかしたらBも不足よねぇ~✋
MCVでもっとわかる!
上記は鉄、肝臓の数値をみて間接的に推測しましたが、
もっと直結してB12を確認する数値、それが『MCV』
これは健康診断の項目にはありませんので、クリニックで採血する『生化学検査』で確認できます。
医療機関によっては通常の血液検査にオプションとしているところもあるかもしれません。
MCVとは赤血球のV:ボリューム(大きさ)を表す数値になります。
一般的な基準値は80~108(さすが平均値💦開きが大きいなぁ~💦💦)
分子栄養学的な基準値としては90から92とめちゃくちゃ狭い!!
MCVが高い場合は赤血球の粒が大きいという事✋
なぜか?というところは図で解説にします。